新型コロナウィルスの基礎知識と
手稲リハビリの予防対策の実態!

今回は手稲リハビリテーションセンターの事業所内研修についてお伝えしたいと思います。
先日、鈴木直道 北海道知事が「新北海道スタイル」を示されました。
「新北海道スタイル」にも記されている通り、北海道民には新しい生活様式の実践が求められています。
事業所内においても同様に「新北海道スタイル」の7つのポイントへの取り組みが求められており、手稲リハビリテーションセンターでもポスターを掲示するなどし啓発を行っています。
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「新北海道スタイル」に関するHPはこちらをクリック!!

【プロジェクト第三弾】
事業所内研修「感染症予防」
①食中毒
②新型コロナウィルス

今回の研修では「新北海道スタイル」に準じて、感染予防の重要さを改めて学び直しました。
もちろん感染予防対策(換気やソーシャルディスタンスなど)を講じた環境での研修開催です!!
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研修テーマでもある「感染症予防」において、食中毒も新型コロナウィルスも同様に手洗いが大切です。
手洗いチェッカーを活用し、手指にはどれくらいのウィルスが付着しているのか、手洗いによってどれくらいのウィルスが落ちるのか、効果的な手洗いとはどのような方法なのかという点に着目し研修を行いました。

手洗いチェッカー専用のローションを手指に塗り込むと下の写真のようにウィルスの付着が再現されます。
手洗いなし
「手洗いなし」の場合では、約100万個のウィルスが残存しているといわれています。

それでは「流水で15秒手洗い」すると、どう変化するでしょうか?
下の写真を見てみましょう。
水洗いのみ
一見あまり変化が無いように見えますが、「流水で15秒手洗い」をすると、手指に付着したウィルスは約1万個に減少すると言われています。

それでは「洗剤で10秒手洗い後、流水で15秒すすぎ」すると、どう変化するでしょうか?
下の写真を見てみましょう。
1度洗い
少し変化が見られてきました。
「洗剤で10秒手洗い後、流水で15秒すすぎ」すると、手指に付着したウィルスは約100個まで減少するといわれています。

それでは効果的な手洗いとはどのような方法なのでしょうか。
下の写真は「洗剤で10秒手洗い後、流水で15秒すすぎを2セット」行ったものです。
2度洗い
この方法で手洗いを行った場合は、手指に付着したウィルスは数個まで減少すると言われています。
長い時間をかけて1回手洗いをするよりも、短い時間で2回手洗いするほうが効果的ということになりますね。
ただ、自分の利き手によっても洗い方には変化が出ますし、爪や指間・手のシワは意識的に洗わなければ、洗い残しが出やすい箇所にもなりますので、皆さんも参考にしてみてください!!


続いて新型コロナウィルスについてです。
日々情報が更新されている最中ではありますが、現在わかっている情報を基に研修を行いました。
その中でも「新北海道スタイル」を基に職場環境を整えていく必要があることから、手稲リハビリテーションセンターでは、下の写真のように事務所のデスクや応接室、多目的室やユニットに手作りのアクリル板を設置し、飛沫感染の予防に努めています。
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写真にもスプレーボトルが写っていますが、ボトルの中身は消毒用アルコールです。
職員が意識的にこまめな消毒が行えるように施設の全職員に支給されています。
また館内の消毒作業場所をリストアップし、時間を設定することで消毒作業の徹底を図っています。
その他にも定期的な換気や、体調管理の徹底など色々な取り組みを実施しながら感染予防に努めています。

この先も新型コロナウィルスの動向は刻々と変化していくことが予測されますが、入居者様の安全はもちろん施設職員の安全も守るために、当施設では新型コロナウィルスに関する最新情報にアンテナを張り巡らせ、新たな情報から現状行っている感染予防をより良いものに改善していくよう努めていきます。



『コロナに負けない!』プロジェクト第三弾はいかがでしたか?
今後も引き続きいろいろな情報発信をしていきたいと思います。
また「こんなことが知りたい!」などご意見・ご要望があればコメントお願い致します。
今後の情報発信の参考とさせていただきます。

次回予告…『子育て世代必見!!』仕事と子育てを両立している職員にインタビュー!!


広報委員  横山 貴久


【バックナンバー】

①『コロナに負けない!』プロジェクト第一弾はこちら
②『コロナに負けない!』プロジェクト第二弾はこちら